こんにちは。
今回は、「〜できる」という表現についてです。
canをbe able toで置き換えられるというのは知ってるけど、全ての場合に置き換えられるわけではないということは、意識していませんでした。
簡単にまとめておきたいと思います。
canとbe able toの違い
まず、‘be able to’は’can’と比べて、少々堅い響きがあるというニュアンスの違いがあります。
が、両方とも「〜できる」という意味で使うことができます。
◎ I can speak English.
◎ I am able to speak English.
ただ、’can’しか使えない場合、’be able to’しか使えない場合、があるみたいなのです。
以下に紹介しておきますね。
物が主語の場合はcan
‘be able to’は原則、生き物(人)を主語とするので、物が主語にくる場合は、必然的にcanを使うことになります。
◎ The Internet can (❌is able to) solve our problems.(インターネット(物)は私たちの問題を解決できます)
willがついたら、be able toで言い換える
たとえば、未来のことを言う際、’will’を使いますが、この時、canは使えません。助動詞を並べることができないというのが理由です。
can, will, should, must, shall, mayなどが助動詞ですね。
ですので、この場合は、will be able to~となります。
Examples
◎ You will be able to sleep well tonight.(今夜はよく眠れるでしょう)
◎ I might be able to go back home early.(早く帰れるかもしれません)
canとbe able toを併用しない
否定文は、can→’cannot’、be able to→’be not able to’です。
◎ She cannot play tennis.
◎ She is not able to play tennis.
上の二つはOKですが、たとえば下のような文章にすると、重複してしまいますので注意。
❌She cannot be able to play tennis.→テニスをすることができることができない・・みたいな感じに。
受動態の時はcan
基本的に、be able to は、be +過去分詞の形、つまり受動態としては使われません。
受動態の場合は、canを使うと良いでしょう。
◎ This ticket can be used as a coupon.(このチケットはクーポンとして使えます)
まとめ
これが全てではありませんが、個人的にはまったく意識せずやってきた部分だったので、今回調べて目から鱗でした。
そういうことが、いっぱいあるんだろうなぁ。
ではまた次回です!
書いてるのはこんな人。

TOEIC900点越え、英検準1級
留学&英語圏に住んだ経験あり。
翻訳チェックの仕事を数年経験。
そう書くと、すごくできるように聞こえるかもしれませんが、英語は考えれば考えるほどわからないことだらけ。時には中学英語を振り返って基本から学び直すことも多いです。
英語の解説をしてくれているサイトがありがたく思うと同時に、どうせなら自分なりに理解したものを記録に残して、誰かの役に立てば良いなと思って書き始めました。※100%正しいという責任持てませんのでどうぞご了承ください
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